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低用量ピルで癌になるって本当?

若い女性

タイトルの答えを先に述べれば、癌の種類によってはリスクは変わる傾向にある、ということになります。
低用量ピルは女性ホルモンであるプロゲステロンを定期的に摂取することで避妊の効果を発揮する薬でもあるため、関係する癌は女性特有とも言える乳がんと子宮頸がん、卵巣がんに限定し記載します。
乳がんの場合、血縁者が乳がんになった場合は本人も乳がんになるリスクが上がりますが、低用量ピルとの関係性は低いことが分かっています。
これに対し子宮頸がんはヒトパピローマウィルスが性交渉により子宮頸に感染しすることが原因だとされているので、性交渉をしたことがある人すべての人が子宮頸がんになるリスクがあります。
そして低用量ピルを10年間使用することで子宮頸がんのリスクが倍になるとされています。
つまり長期間、低用量ピルを使用している人は子宮頸がんのリスクが上がるので、特に注意が必要になります。
しかし乳がんや子宮頸がんに対し、卵巣がんの場合は低用量ピルを使用することでリスクを下げる傾向にあり、ピルが普及している国ほど卵巣がんの発症と卵巣がんによる死亡の症例が少ないとされています。
乳がんや子宮頸がん、卵巣がんも早期に発見することが出来るかどうかで、その後を大きく変えます。
そのため最低でも2年に1回の健診を行い、低用量ピルを長期間使用している人であれば1年に1回の健診が望ましいと言えます。
特に若い年代で癌になると進行が早いので、検診を出来るだけ行い早期に発見出来る環境をつくることは非常に重要です。
また低用量ピルを使用しているから絶対的に卵巣がんにならない訳ではないので、こちらも定期的な検診は必要です。
癌の早期発見、早期治療を目指してがん検診は定期的に受けましょう。

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